スクワットでかかとが浮いてしゃがみきれない原因は、足首の柔軟性不足、または股関節が上手く使えてない、ということが考えられます。
足首の柔軟性への対応
足首の柔軟性に関しては、ストレッチや動作に慣れることで徐々に改善していけます。
下記動画を参考に、毎日足首の可動域を広げていきましょう。その他にも「足首 背屈 ストレッチ」などで検索してみてください。
また、足首の可動域は個人差もあり、ストレッチしても上手くいかないかもしれません。
その場合は、足首の可動域をサポートするために、かかとの下にプレートなどを敷いたり、ウェイトリフティングシューズを着用してヒールに高さを出しましょう。
プレートは高重量のスクワットになると危険性が増すため、個人的にはウェイトリフティングシューズをお勧めします。
かかとが浮いてしまう分をシューズのヒールでカバーできるため、トレーニング効率も高まります。
股関節を使ってしゃがむ
足首は問題なく、股関節を使ってしゃがめていないために、かかとが浮いてしまう場合もあります。
つまり、膝だけを前に突き出すようにしゃがんでしまっているということです。
適切なしゃがみ方は、膝と股関節の両方を使ってしゃがむことです。
特に初めての場合、股関節から曲がる感覚が分からずに、膝だけになったり、腰が丸まってしまうパターンがよくあります。
この動作はヒップヒンジと呼ばれ、スクワットに限らず筋トレで非常に重要な動作になりますので、ぜひ練習してみてください。
また、しゃがむ際に少し足を外側に向けることで、股関節が窮屈にならずにしゃがみやすくなる人が多いです。
こちらも個人差がありますので、一番しゃがみやすいと感じる角度を探してみましょう。
全体的なスクワットのしゃがみ方としては、下記動画がおすすめです。